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中国語検定の一つのHSKとは何?なぜHSKが留学や仕事で必要なの?

さあ、今回は中国語検定の一つである「HSK」について解説していくよ!!そもそも、HSKは何の略だと思う?
うーーん、「ハルビン(H)・上海(S)・鎌倉(K)」??
てきとうすぎるでしょ(笑)まぁいいや!!
HSKは中国語の「汉语水平考试 hànyǔ shuǐpíng kǎoshì」の略なんだよ!!
えーーーー(笑)そんなの分かる訳ないじゃん!!
ひどいよ、ひどいよ、ひどいよ(泣)
ごめん、質問した僕が悪かったよ(笑)
マイチャイの直感力はすごいから、分かると思ったんだけど??
仕方ないから許してあげよう(笑)
その代わり、HSKについて、しっかりと説明してよね!!
好的、さっそくHSKについて紹介していくよ!!
わーい♡わーい♡

 

そもそも、HSKとは何?

HSKとは「汉语水平考试 hànyǔ shuǐpíng kǎoshì」の略称です。汉语水平考试を日本語に直訳すると「中国語レベルテスト」という意味になります。
HSKは、日本で言うところの文部科学省にあたる中国政府教育部の直属機関である「孔子学院总部/国家汉办」が主催する政府公認資格のことを指します。

日本ではかつて中検が主流でしたが、中検はあくまでも日本国内の資格であり、HSKは全世界共通の資格になります。(英語で言うところの、TOEICやTOFLEにあたるのがHSKであり、英検にあたるのが中検です。)

中国語の能力を測るツールとして世界で最も支持されているのがHSKなのです。

なるほどね!!HSKは世界中で使える資格なんだね!!
そうだよ、日本国内でも中検受験者は減少傾向にあるのに対して、HSK受験者は年々増えているよ!!
日本国内でも、オーソドックスになりつつあるんだね!!

中国語学習者は、なぜHSKを受けるべきなのか?

一言で言ってしまえば、ビジネスや就職、留学においてHSKが大きなアドバンテージになり得るからです。
高校や大学からの留学プログラムで中国や台湾へ行く場合、HSKの資格提出を求められるケースも少なくありませんし、仕事上においても、中国とのビジネス関係が益々密接になる中で、HSK上級資格を保有している人材が重宝されることも多くあります。

中国とビジネスで関わる機会がある人に、HSKは必須なんだね!!
もちろん、未だに通訳をつける企業が多いから必須かというと、そうではないと思うけど、やっぱり自分の口で想いは伝えたいよね!
たしかに!中国語話せるようになると、可能性がグンと広がるね!!

HSKのレベルについて

HSKは1級から6級に分かれています(昔は9級までありました)。日本人的には1級が一番難しいと思ってしまいがちなのですが、HSKは1級が初級者向けで、6級が上級者向けになります。

難易度試験の程度目安の単語量
簡単1級中国語の非常に簡単な単語とフレーズを理解、使用することができる。大学の第二外国語における第一年度前期履修程度。150語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識
まだ簡単2級中国語を用いた簡単な日常会話を行うことができ、初級中国語優秀レベルに到達している。大学の第二外国語における第一年度履修程度。300語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識
ある程度勉強必要3級 生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応できる。600語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識
たくさん勉強必要4級中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、中国語を母国語とする相手と比較的流暢にコミュニケーションをとることができる。1200語程度の常用中国語単語
大変5級中国語の新聞・雑誌を読んだり、中国語のテレビや映画を鑑賞することができ、中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる。2500語程度の常用中国語単語
超大変6級中国語の情報をスムーズに読んだり聞いたりすることができ、会話や文章により、自分の見解を流暢に表現することができる。5000語以上の常用中国語単語

HSKの公式サイトに記載されているレベルを部分的に引用。
※難易度は独自設定ですが、意味不明でしたらお許しください(笑)

実際のレベル感っていうのはどうなの??
周りの人たちを見ると、1級・2級はスムーズに行くけど、3級から壁が大きくなっていくね、5級でギブアップする人も少なくないよ!!
そうなんだ!友達から、HSK6級は中検の2級レベルだと聞いたけど??
そこに関しては難しいところだけど、中検2級あれば、HSK6級の合格点くらいは取れるかもしれないね!!ただ、中検はマニアックな単語や成語も多いから、勉強の仕方がそもそも変わってくるかな!
好的!谢谢!

HSK勉強にあたっておすすめの教材

HSKは他の資格テストと同じように、出題の型が決まっています。なので、最短でHSKに合格するためには、HSKの公式問題集を解き、出題の型を掴んでいくのが定番です。

中国語検定HSK公式過去問集1級 2018年度版

上記(HSK1級公式問題集)のように、1-6級それぞれHSK公式問題集が発売されており、大学時代の中国語クラスの同級生を含め、多くの人が公式問題集を使いながら、HSKの勉強をしていきます。出題形式を掴むために、まず一冊買っておきましょう(学生で中国語を履修しているは、3級もしくは4級から買うことをおすすめします。なぜなら、学校の授業を受けていれば、1、2級はスムーズに合格できるレベルに達するからです。)

一方、HSKの公式問題集以外で、中国語学習者の大半の人が買っている人気の参考書本気で学ぶ中国語(CD BOOK)を紹介しておきます。


本気で学ぶ中国語(CD BOOK)

この本の筆者である趙玲華さんは、中国語を教えるプロ中のプロ!現在、彼女はシンガポールで中国語スクールを運営しており、日本人をはじめ、世界中の人々が、彼女のスクールに通っています。実際に彼女の運営する中国語スクールに通っている日本人の職場の同僚もおり、この本を使いながらメキメキと力を付けていて、日々の成長ぶりに驚かされています!この本は、言わば中国語学習者のバイブルなのです!中級者向けや上級者向けの本もあります。中国語を独学ではじめる方は、迷わずこの本を購入しておきましょう!!

HSKに関しては、他にも色んな参考書がたくさん販売されている訳ですが、基本的には公式問題集を繰り返し解くことをおすすめします。他の参考書に関しては、例えば勉強していく上で「自分はリスニンングが弱くて、公式問題集だけじゃ不安だ!」ということであれば、HSKのリスニングに特化した教材を買えばいいと思います。

私、公式問題集全部持ってる♡♡
本気で学ぶ中国語(CD BOOK)は、書店でよく目にはしていたから知っているけど、学校の教科書で精一杯だったから買わなかった!!

僕の場合は、その本を台湾留学後に、中国語を教える機会が増えたから買ったんだけど、日本で販売している中国語学習教材の中では、今のところ群を抜いて内容が濃いよね!!

おわりに

HSKについての理解が深まったかな??
うん、深まった!!初心者の人はまず一級からやるべきだよね?
そうだね!!まずは、単語を覚え始めてみて、中国語を学ぶことに抵抗がないかを確かめる。それと同時に、発音はしっかりと身に着けたいところだね!!
はーーーい!!発音に関しては、オンライン教室の先生にでもみっちり叩き込んでもらう!!
もし、希望がある方いらっしゃれば、僕たち(トシチャイかマイチャイ)が発音を教えることも可能なので、お問い合わせコーナーより「発音レッスンについて」と連絡をください(有料)。