という質問に関してはYesと答えるね。
一方「中国語を学ぶためにシンガポールを留学先として選ぶことをおすすめする?」
という質問をされたら、Noと答える。
中国・台湾留学経験者として、それぞれ理由を説明していくよ
シンガポールでも中国語は勉強できる!
冒頭でも少しお話した通り、シンガポールは中華系が人口のマジョリティーを占める国家なので、至るところで中国語を耳にします。また、中国語での看板広告も多い印象です。
そうした中、シンガポールには中国語教室やプライベートレッスン、コミュニティが無数にあります。
筆者自身も、シンガポールに引っ越してきた当初は、広東語を習いたいと思い、Meetupでパートナーを探し、毎週1回2時間、1時間広東語を教えてもらい、1時間日本語を教えるといったこともやってました。広東語のパートナーですら、すぐに見つかったので、普通語(マンダリン)のパートナーはもっと簡単に見つかるはず。
語学教室やコミュニティなら日本でも出来るよ!と思われるでしょうが、まさしくその通りです。正直、シンガポール等の国を問わず、どの国からでも語学勉強は可能です。
ただ、筆者が「シンガポールでも中国語は勉強できる!」と敢えて言うのは、シンガポールには中国語をアウトプットする場がたくさんあるからです。
繰り返しになりますが、シンガポールは大抵の場所で中国語が使えるので、そういった意味において、シンガポールには中国語を勉強できる環境が日本よりも整っているので、シンガポールでも中国語は勉強できると言えます。
中国語を学ぶためだけにシンガポールに来るのはナシ!
理由はいくつも挙げられますが、3つだけ箇条書きにしておきます。
1. 生活コストが高い
2. 中国語が絶対条件ではない
3. 中国語が上手くないシンガポール人が多い
1. 生活コストが高い
この記事では深くは話しませんが、生活コスト世界1の国に行って中国語を学ぶよりも、中国や台湾に行く方が、留学に係るコストを半額以下に抑えられるはずです。
※永遠に語れるトピックなので、気になる方がいたらメッセージ下さい(笑)
2. 中国語が絶対条件ではない
私の周囲の日本人に当てはまることですが、中国語レッスンに毎週通っているものの、中国語が全く上達していません。なぜなら、シンガポールは英語で全てが完結してしまうからです。一方、中国や台湾へ行けば、中国語を話さざる終えません。経験上、追い込まれた環境下においてこそ、語学は飛躍的に伸びます。
たまに、中国や台湾は中国語しか通じないのが不安だから、安心感のあるシンガポールで中国語を学びたいという人がいますが、完全な甘えだと思います。
3. 中国語が上手くないシンガポール人が多い
これは華僑あるあるですが、シンガポールには、中国や台湾でいうところの幼稚園年長レベルの中国語で会話している人がたくさんいます。「語学は通じればアクセントは気にしない派」の筆者ですが、シングリッシュにしても、少し度が過ぎてるかなと思います。
なので、中国語を学ぶためだけにシンガポールを留学先として選ぶことは全くおすすめしません!
シンガポールで中国語を勉強することについて
何か別の目的がある人が、シンガポールに来たついでに、中国語を勉強するのはアリだと思います。
むしろ、個人的には推奨します。今の時代、中華系の人は世界中に点在しているので、中国語が少しでも分かれば、ネットワークが広がったり、レストランでおまけしてもらったり、思わぬメリットがあるからです。
終わりに
実際、大学のOB会の幹事をしている関係で交換留学生と話す機会も多いけど、一般的な家庭の子供たちは、ひいひい言いながら生活しているよ(笑)
※少しでもこの記事が役に立つと幸いです。