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【本音トーク】シンガポールでも中国語は勉強できる?中国語留学としてはアリ?

ねえねえ、ふと思ったんだけど、シンガポールで生活していると中国語を使う機会は多いの?
そうだね、比較的多いと思うよ。みんな英語を喋れるから、中国語は必要ないかもしれないけど、僕の場合は、日常生活の約9割は中国語かな?
そんなに中国語使う機会が多いんだね、意外だった
シンガポールの人口の約74%が中華系だから、至るとこで中国語を耳にするよ
なるほどね、ここから今回の本題に入るけど、シンガポールで中国語を勉強することについてどう思う?
難しい質問だね・・・コンサルとしてケースバイケースと答えて一つ一つ条件設定をしたいところだけど、そんなの聞きたくないだろうから、質問の意図を少し変え答えるね。
早く教えてよ・・・
まず「シンガポールでも中国語は勉強できる?」
という質問に関してはYesと答えるね。
一方「中国語を学ぶためにシンガポールを留学先として選ぶことをおすすめする?」
という質問をされたら、Noと答える。
中国・台湾留学経験者として、それぞれ理由を説明していくよ

シンガポールでも中国語は勉強できる!

冒頭でも少しお話した通り、シンガポールは中華系が人口のマジョリティーを占める国家なので、至るところで中国語を耳にします。また、中国語での看板広告も多い印象です。

そうした中、シンガポールには中国語教室やプライベートレッスン、コミュニティが無数にあります。

ここでいうコミュニティとは、Meetupのような世界の人々と簡単に繋がることができるようなプラットフォームを指しているよ

筆者自身も、シンガポールに引っ越してきた当初は、広東語を習いたいと思い、Meetupでパートナーを探し、毎週1回2時間、1時間広東語を教えてもらい、1時間日本語を教えるといったこともやってました。広東語のパートナーですら、すぐに見つかったので、普通語(マンダリン)のパートナーはもっと簡単に見つかるはず。

語学教室やコミュニティなら日本でも出来るよ!と思われるでしょうが、まさしくその通りです。正直、シンガポール等の国を問わず、どの国からでも語学勉強は可能です

確かに今の時代、どこにいても語学は学べるね!

ただ、筆者が「シンガポールでも中国語は勉強できる!」と敢えて言うのは、シンガポールには中国語をアウトプットする場がたくさんあるからです。

繰り返しになりますが、シンガポールは大抵の場所で中国語が使えるので、そういった意味において、シンガポールには中国語を勉強できる環境が日本よりも整っているので、シンガポールでも中国語は勉強できると言えます。

なるほど、シンガポールには中国語を日常生活の中で使える環境があるってことだね、それは大きなメリットだ!

中国語を学ぶためだけにシンガポールに来るのはナシ!

理由はいくつも挙げられますが、3つだけ箇条書きにしておきます。

1. 生活コストが高い
2. 中国語が絶対条件ではない
3. 中国語が上手くないシンガポール人が多い

 

1. 生活コストが高い

この記事では深くは話しませんが、生活コスト世界1の国に行って中国語を学ぶよりも、中国や台湾に行く方が、留学に係るコストを半額以下に抑えられるはずです。
※永遠に語れるトピックなので、気になる方がいたらメッセージ下さい(笑)

2. 中国語が絶対条件ではない

私の周囲の日本人に当てはまることですが、中国語レッスンに毎週通っているものの、中国語が全く上達していません。なぜなら、シンガポールは英語で全てが完結してしまうからです。一方、中国や台湾へ行けば、中国語を話さざる終えません。経験上、追い込まれた環境下においてこそ、語学は飛躍的に伸びます
たまに、中国や台湾は中国語しか通じないのが不安だから、安心感のあるシンガポールで中国語を学びたいという人がいますが、完全な甘えだと思います。

3. 中国語が上手くないシンガポール人が多い

これは華僑あるあるですが、シンガポールには、中国や台湾でいうところの幼稚園年長レベルの中国語で会話している人がたくさんいます。「語学は通じればアクセントは気にしない派」の筆者ですが、シングリッシュにしても、少し度が過ぎてるかなと思います。

なので、中国語を学ぶためだけにシンガポールを留学先として選ぶことは全くおすすめしません!

シンガポールで中国語を勉強することについて

何か別の目的がある人が、シンガポールに来たついでに、中国語を勉強するのはアリだと思います。

ここでいう「別の目的のある人」とは、駐在員を含めシンガポールで働く人、ワーホリで来ている若手、留学生、英語学校に通う学生などを指します

むしろ、個人的には推奨します。今の時代、中華系の人は世界中に点在しているので、中国語が少しでも分かれば、ネットワークが広がったり、レストランでおまけしてもらったり、思わぬメリットがあるからです。

終わりに

丁寧に説明してくれてありがとう!シンガポールに中国語を学ぶためだけに行くんだったら、やめたほうがいいっていうのがよく分かった!
あくまでも個人的な見解だよ。留学でシンガポールを選ぶにしても、旅行以外の娯楽は相当限られるし、物価が何より高いからね。
実際、大学のOB会の幹事をしている関係で交換留学生と話す機会も多いけど、一般的な家庭の子供たちは、ひいひい言いながら生活しているよ(笑)
台湾に留学していた時のように、夜クラブに踊りに行って、フリーエントリー+フリーフローで飲みまくって、ベロベロで家に帰っても、タクシー代だけで500円もあれば足りたもんね(笑)
本当だよね、シンガポールだと、クラブのエントリー(飲み物二杯付)で2500円取られて、お酒数杯頼んで5000円取られて、帰りはタクシーで、また2500円取られて・・・。想像もしたくない!!

※少しでもこの記事が役に立つと幸いです。