C-POP研究室

C-POPが好きな人の主な年齢層は?年代別における比率

C-POP研究室における今回のテーマは、「C-POPを聴く人、つまりC-POP好きな人の主な年齢層はどれくらい?」というものです。皆さんはどう思いますか?

C-POP(中国語の歌)を調べる人は意外と多い!?

日本最大級の中国語歌詞の翻訳サイト「C-POPマニア」には、2022年1月時点で、おおよそ10万人のユーザーさんにページを閲覧頂いています。その内、約8.5割が日本人によるアクセスなので、毎月約8.5万人のユーザーさんが「C-POPマニア」を訪問していると想定できます。実際、この数字をと多いと捉えるのか、少ないと捉えるのか、そもそもNo Ideaなのか、人それぞれ意見が分かれると思いますが、「おはチャイ」内では、少なくとも、想像よりも多くの方がC-POPに興味を持っているというのが見解です。

C-POP(中国語の歌)はどの年齢層の人々が調べているのか?

ここからは、C-POP研究室における今回のテーマである「C-POPを聴く人、つまりC-POP好きな人の主な年齢層はどれくらい?」について、実際の統計データを参考にしながら見ていきたいと思います。

C-POPマニアで、直近1年間(2021年1月27日〜2022年1月26日)まで、Google Analyticsで取得できたデータ・統計を見てみると、実際にC-POPマニアに足を運ぶユーザーさんの年齢別の割合は以下のようになりました。

C-POPマニアを訪問するユーザーの年齢別割合

第1位:18-24歳 (27.15%)

中国語学習サイト「おはチャイ」で毎日、中国語学習者の統計データを見ているので、想定通りだったのですが、C-POPを検索する人の割合で一番多かったのは18-24歳の層でした。

第2位:25-34歳 (27.05%)

「おはチャイ」の運営者であるマイチャイやトシチャイもこの年齢層に分類される訳ですが、Twitterを見ていても、なんとなくこのくらいの年齢層の人が多そうだなという想像はできました。中華圏への駐在など行った人たちが、C-POPに関心を持ち始めるのも、この年代かもしれません。

第3位:35-44歳 (20.05%)

中華圏への駐在者はもちろん、帰任者が中国語との接点を持ち続けるためにC-POPを聴き始めるという話もよく聴きます。

第4位:45-54歳 (13.23%)

この世代になってくると、テレサ・テンやビビアンスーといった日本でも活躍した華人歌手が好きな人も少なくないと思います。そのそうな方たちが、その延長線上でC-POPを聴いているのかもしれません。

第5位:55-64歳 (7.36%)

1〜4位で挙げたようなことを経験している方たちが、C-POPを聴いているのではないかと思います。

第6位:65歳- (5.16%)

そもそも、インターネットで検索をすること自体が少ない世代なので、低い数値が出るのは当然と言えるかもしれません。

C-POP研究室が今回のテーマで得られた発見

今回の統計データからはっきりと分かったことは、C-POPが好きな世代は20〜40代の世代が圧倒的に多いということです。現時点では公開していませんが、中国語の総合学習サイト「おはチャイ」のデータも踏まえると、特に学生さんがC-POPを聴くケースが多いと考えられます。というのも、近年学校では、中国語の先生が生徒におすすめのC-POPソングを紹介したり、C-POP歌詞を使って授業を行うケースが増えていると聞くからです。中国語の語学学校でも、歌を題材の一つとして中国語を楽しく学べるように工夫しているところもあるそうです。

C-POPが好きな人は、若い世代に多いという結果は、皆さんにとっては意外でしたか?

最後に

ここまで、「C-POPを聴く人、つまりC-POP好きな人の主な年齢層はどれくらい?」という疑問について、実際の統計・データを参考にしながら、紹介してきましたが如何でしたか?

C-POP研究室では引き続き、C-POPに関する流行やトレンドを生のデータを基に紹介していきますので、引き続き応援よろしくおねがいします!!